感情は2つにカテゴリーされます。
「結合的な感情」と「分離的な感情」です。
「結合的な感情」は対人関係において、人と人を結びつける感情です。
具体的には、うれしさ、楽しさ、喜びなどです。
これらはプラスの感情を表現するものです。
「分離的な感情」は人と人を分離してしまう感情です。
具体的には、怒り、悲しみ、嫉妬、恐れ、不安、心配などです。
これらはマイナスの感情を表現するものです。
我々は上記の内容を理解する事が出来ます。
しかし、結果が思ったものと違う場合は、これらが正反対に作用する場合です。
例えばこんな状況です。
喜びの感情を場違いな状況や間違ったタイミングで使用してしまったら、それは共同体感覚を否定する事になり、共同体を破壊するかもしれません。
つまりそれは分離的な影響を与えます。
または、相手の失敗を指摘し、「ほら見ろ。俺の言うとおりにやらないからだ」といいます。
これは相手を軽蔑しています。
使用される感情が、その状況によってどのような役割を示すのかが基準であって、あらわされた感情自体に善悪は無いと思います。
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