自分の性格的特徴を生まれた順位で、第一子、第二子、中間子、末子、単独子と見て来ました。
あくまでその特徴は統計的な意味合いがあります。
それを承知の上で見ていただくと幸いです。
つまり、赤い服を着ると女性は持てるという神話めいたお話の類だとご理解下さい。
これは、合コンなどで女性が赤い服を着ていると、男性から好感を得やすいというお話です。
実はあながち嘘ではありません。
ある10人の女性の写真をモノクロとカラーで男性にチェックしてもらいました。
モノクロとカラーの違いはあるものの、一人の女性に対してモノクロとカラーを用意したものでした。
つまり10人の女性のモノクロ版とカラー版の写真を用意したのです。
その結果、実に90%以上の回答でカラーの方が良いという事が判明しました。
そこで次の実験です。
同様に10人の女性の写真を用意しました。
今度は、同じ女性に白と赤の洋服を着てもらい写真を撮りました。
同じように男性に評価してもらいますが、赤い洋服の写真に高評価が付きました。
これで、男性に対して女性のアピールは赤という統計がとれたのです。
そこで、合コンでは赤い服はもてるという話になりますが、それは違うのです。
ファッション誌では、今年のトレンドは赤とかの特集を組んでいるのを目にします。
世の中の女性の多くは、赤を購入する機会が増えます。
これは男性のファッション誌でも同じかもしれません。
しかし、先ほどの統計は同じ女性の方が、違う服の色を着た場合「赤い」色に反応したというものです。
ですから、複数人の女性がいる中で赤い服は確かに目を引きますが、必ずしもその中から選ばれやすいというものでは無いんです。
やはり、男性はそれ以外の要素から魅力を感じるのです。
こういった事から実は心理学はうさんくさいという印象を与えているのかもしれませんね。
心理学は統計学の要素を多分に含んでいる事を我々はあまり理解していません。
話を戻します。
つまり、生まれた順番で性格的特徴が決まる事はありません。
ただし、統計的に言えばそういった特徴が多くなるという事をご理解いただければと思います。
そして、それらの要素を理解した上で、組織運営に活かす事が出来たら、この文章をまとめている意味も出てくるものと存じます。
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