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教科書に載っていない良い職場とは その85 【勇気づけの文化】

組織には【勇気づけの文化】が欲しいものです。

勇気づけとは「君なら出来る」とやる気にさせると同時に相手に「ポジティブな印象」を与えるものとなります。

では具体的にはどのように行えば良いのでしょうか?

言葉としては「もっと頑張れ」「君なら出来る」といった叱咤激励をイメージ出来ると思います。

勇気付けとはそんな単純なものなのでしょうか?

今回はそこを考えて行きたいと思います。

本当の【勇気づけ】とは、マイナスをプラスに作用させるのではなく、あくまでプラスを見つけて積極的に評価するというものです。

具体的には、「その人の価値を認める」(存在している自体に価値があると伝える)。

その人の価値と行動を分ける事、「私はあなたの事が好きです。しかしあなたのしている事は好きではありません」。

自分自身で問題解決が出来る人と信じる事。

その人の失敗を受け入れる(ミステイクであり、リテイクが可能であるという事)。

小さな努力や頑張りを認める事。

小さな成功に注目する事。

再チャレンジを促す事。

過程や方法に注目する事。

上記をながめるとこういった【勇気づけ】とは、普段から行う事のように感じます。

何か事が起こった時に行うのが【勇気づけ】では無く、普段の何気ない会話の中から育まれていくものだと思います。

これが【勇気づけの文化】を提唱したい理由です。

こういった組織は強く成長していくと思います。