教科書に載っていない良い職場とは その72 【劣等感】

人間の感覚は非常におもしろいものです。

大なり小なり【劣等感】というものを我々は持っています。

このとらえ方が人それぞれです。

【劣等感】がないという方は恐らくそれを正しく認識できていないと思います。

また劣っているという事が何に対してなのかも議論が分かれる所です。

最低限度の活動を出来る状態に対してなのか、世の中の平均値に対してなのか、当面のライバルに対してなのか、あるいは目標とする自分に対してなのか、その基準は人それぞれでしょう。

しかし、この劣っているという感覚を主観的に認識することによって、人は成長するチャンスを与えられると思うのです。

【劣等感】が無くなった時に人はその成長をやめてしまいます。

他社を見学して良い所を見たりして、自社とのあまりにも違い様に頭をハンマーで殴られたような衝撃を受ける事があります。

この瞬間にも【劣等感】に似た感覚を得られます。

やはりそういった気付きを得ていく事は良い職場には重要な要素となるでしょう。