孔子は、「志学」「自立」「不惑」「知命」「耳順」という各年代における心境を語りました。
このうち60歳の心境を語った「耳順」は奥深いものです。
なかなか到達できるものではなさそうです。
耳に入ってくるさまざまな言葉、目に見えるさまざまな映像、心に響いてくるさまざまな事象はむしろ不快である場合が多い。
それらがすっと入ってくるためにはよほどの修練が必要なのでしょう。
しかし、少し発想を転換すると貴重な人生の糧になることもあるでしょう。
「良薬は口に苦し」
一見不快なものが人を助け、人を成長させていくのだと思います。
これらが、社長やリーダーの補佐には【イエスマンをおかない理由】になります。
ただしなんでもかんでも社長やリーダーの言っている事を批判や否定をしていては、それは無責任な評論家でしかありません。
しっかりと会社が進むべき道を共有している良い右腕を社長やリーダー補佐としたいですね。
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