教科書に載っていない良い職場とは その28 【勇敢と平静】

【勇敢と平静】この一見違う意味合いの言葉がありますが、職場にはどちらも大切な要素です。

 

【勇敢】な心が精神に安定すると、心の落ち着きになってあらわれる。

【平静】は勇気の制止的なありさまである。勇敢な行いが勇気の動態的表現であるのに対し、平静を保つことはその動態的表現である。(現代語訳武士道 山本博文 ちくま新書)

 

なるほどその通りで、本当に勇気があり勇敢な人ほど、常に平静であるような気がします。

胆が据わる(きもがすわる)と言う言葉がありますが、その表現がぴったりな状態です。

驚いて狼狽するなんて事はなさそうで、非常に頼りになる感じがします。

職場にも同様な雰囲気が良い循環を生み出します。

上げ足をとって叱責を繰り返す上司。

不満タラタラな部下。

メンバー同士の調和も無く・・・。

これ以上は書きませんが、職場にも【勇敢と平静】が必要なのでしょう。

平静を保ち、動く時には一心不乱で立ち向かう。

そんな職場の雰囲気は安心感も生み出します。

良い職場のキーワードとして【勇敢と平静】も加えておきます。