職場の雰囲気を表現するのに、ドライであるとか、ウエットな感じと表現する事があります。
前者は、サバサバしていて、仕事に厳しい、プロ意識が高い、自己責任などといったイメージがあります。
後者は、思いやりがあり、情を重んじて、仲間意識が高いといったイメージがあります。
職場を表現する時にはそのどちらか?またはそのどちらも含んでいる場合があると思います。
私はそのどちらも含んでいる職場はしなやかで強いと思います。
まずドライな職場ですが、自己責任とのイメージからも連想されますが、【矢印】が自分に向いている状態です。
人間は今いる状況が悪くなると、自分以外に責任を求めがちです。
つまり他責です。
他責では問題が解決しない事は皆さんもご存知の通りです。
であれば、ドライな職場は成熟した大人な印象すら与えます。
一方、ウエットな感じは、お互いを思いやる事が出来ているので、なんでも相談しやすい雰囲気があります。
「情」を大切にするという事は、相手の心に寄り添うという事です。
相手の心に寄り添うという事は、相手の身になれるという事です。
相手の身になれれば、今何を欲しているのかを感じる事が出来ます。
話を聞いてもらいたいだけなのか?
解決まで一緒に進んで欲しいのか?
解決して欲しいと頼んでいるのか?
職場は、【矢印】が自分に向いている事と情が深い事の両方が共存している状態で、最高の成果を導きそうです。
教科書に載っていない良い職場のキーワードは【矢印】です。
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