教科書に載っていない良い職場とは　その14 【成長するチャンスを奪っている】

話し合いを繰り返していると、ふと「これは無駄なんではないだろうか」と思う事がありませんか？

話し合うレベルが低いと参加者との関係を壊したくないので、本音でものが言えないからです。

では、皆さんに究極の質問をします。

「皆さんは何の為に働いていますか？」

適度な人間関係で平和に過ごす事が一番だと考えている方は、仕事に価値を見いだせていません。

実はお金が稼げればどんな仕事でも良い方達です。

働くという事は、価値を提供する事です。

職場内の人間関係を悪くさせない事ではありません。

もちろん、立てなくても良い波は立てなくてもいいと思います。

しかし、お客様に貢献したいと思うのであれば、新たな価値を提供したいと思うのならば、疑問は口にするべきです。

またそれに対する、自分の考えを述べるべきです。

それをせずに、「こんな事を言ったら相手が嫌な思いをするかもしれない」と思う事は相手にとっても失礼です。

相手の方や自分自身の【成長】するチャンスをあなたが奪っているとも言えるのです。

お客様の為に働いているとおっしゃる方は多くいらっしゃいます。

しかし、本当の意味でお客様の為になる為には、内輪でもめている場合では無いと思うのは理解できます。

「もめてしまうかもな」と従業員に思わせてしまうという事は、職場に方針が浸透していない状況を如実に表しています。

ではリーダーはどうすれば良いでしょうか？

（続く）