教科書に載っていない良い職場とは その11 【従業員は共に成長する存在】

残念ながら従業員は使い捨てという考え方を持つ経営者がいらっしゃいます。

退職するのは従業員側の問題と一方的に決めつけている節もありますし、辞めたら補充すれば良いと考えている方もいらっしゃいます。

まあ過去の経験からそのように見ている方がいても何ら不思議ではありません。

従業員も色々な事情を抱えているので、一概に経営の問題とも言えないと思いますが、採用コストを考えれば長く会社に勤めてもらいたいと思うでしょうし、何より自分の会社に勤めたいと言ってくれたので大切にしていきたいものです。

最近はキーワードとして、【帰属意識】や【アイデンティティー】と言われて来ました。

共に成長する存在として従業員を位置づける事が出来れば、おのずと対応も変わってくるものと思います。

そして、この【帰属意識】を育む事が出来る仕組み作りにこそ、経営が責任を持つことかもしれませんね