自分の価値観がストレスの要因にもなっている事を我々はもっと理解するべきだと思います。
それにより、自分を養育的な親(NP)、大人(A)、無邪気な子供(NC)の自我状態にアジャストする事も可能になるはずです。
人は自分からは変われるのです。
「自分の価値観とこんなに向き合った事が無かった」と研修内の感想で良く聞きます。
私も含めてですが、日々何かを感じて生活しているのですが、その要因となっている自分の価値観についてフォーカスをあてる事などありません。
自分ではそれが当たり前だと思って行動に結びつけているのです。
こうして、研修内での各自の価値観披露を経て、【仕事力の棚卸】が行われていくのです。
事例の会社では【対応力】その次に【コミュニケーション力】【報連相力】が続きました。
さあ問題はすでに触れていますが、どのように職場内に浸透させるかです。
今回は、マッピング的に模造紙に落とし込む事に決めて、まずは今回の【仕事力を高める為の象徴的な施策】を決めました。
実は、【仕事力】を考える際に、フリートークの中から【認め合える職場】などのキーワードが出ていたので、それを実行する為に何をしていくか?のイメージは参加者に出来ていました。
【仕事力を高めるには?】という問いにはなかなか答えられないかもしれませんが、【認め合える職場】であれば、どんな事をすれば良いのか考える事が出来ました。
合わせて、誰もが思う事かもしれませんが、【雰囲気の良い職場】。
これもキーワードとしてあげられていましたので、これも同様に何をすれば良いかを検討する事が出来ました。
この2つを模造紙の中心に置く事で、誰でも取り組めそうなものからスタートするという彼ら独自の【職場内スゴロク】がじょじょに形を表していったのです。
(続く)
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