組織風土の特徴を掴む その146【想いのたけをぶつけ合う】

【仕事力】の棚卸はブレインストーミングで行います。

他人の意見を否定しない所からスタートさせなければなりません。

たとえ聞いた瞬間にそれは【仕事力】では無いと思っても、いったん受け止める事が重要です。

話し合いになれていない組織の場合は特に気を付けなくてはなりません。

まずは数を集める作業がとても大切です。

そこからグループ分けしていくのです。

その段階では意見交換が必要です。

想いのたけをぶつけていただきます。

私の研修では事前にファシリテートの要素を学んでいますし、コミュニケーションを円滑にする要素も学んでいます。

これらをつなぎ合わせる事で研修の学びも深める事を狙いとしているのです。

ですから、比較的想いのたけをぶつけあえる状態にはなっています。

結果、優先度と言いますか重要度について結論が導き出されます。

しかし、まだこの段階では仮置きなのです。

いつでも動かせる事を条件に重要度の順番を定めていくのです。

そうして、上位に来たのが「対応力」でした。

そうです。

【コミュニケーション力と報連相力】では無かったのです。