仕事を細分化すると意外だと思いますが、かなりの数ある事に気付きます。
【仕事力】は大きく言えば、対応力であると言えます。
その【対応力】の根幹をを形成しているのが、コミュニケーション力です。
ある組織での半年間で集約してきた結果はこの2つでした。
言葉にするとあっけない感じですが、ここに至るまではかなりの時間を要しています。
なぜでしょうか?
私はこの時間をかける事がとても重要なプロセスだと考えています。
ただ時間をかけましょうと言っている訳ではありません。
その内容がとても重要です。
各自に意見として出していただく【仕事力】を【仕事をする上で必要な能力】と置き換える事で、かなりの意見が集まります。
出来ればその意見全てを採用したい所ですが、精査する必要があります。
同じような意見があるかもしれません。
ここで、KJ法の登場です。
ある程度しっくりくるレベルにグループ分けをしていきます。
そして、それらをまとめる言葉は無いか考えてもらいます。
もちろん、そのすべてが【対応力】である事がほとんどです。
ですが、その中でも【共感力】、【協調力】などの言葉を独り立ちさせる事で視覚としても参加者全員の意識の中心に来ます。
【共感する力】や【協調する力】はともにどのように対応するかが人によりレベル感が違うものです。
そしてそこにはいつだって【コミュニケーション力】が存在しています。
このように仕事に必要な能力を精査していくのです。
模造紙上で行う事で、参加者の視覚にも訴える事が可能になります。
そして、それを繰り返し眺めている事で、より【仕事力】について理解が深まっていくのです。
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