組織風土の特徴を掴む その132 【額縁に入った言葉】

一番実行力のある人にリーダーになってもらうか?

一番まとめる能力のある人にリーダーになってもらうか?

これは経営者としては悩む問題だと思います。

どうすればいいのか?

理念を風土の真ん中において経営している組織にとってはなんて事の無い疑問であると気づきます。

それは自分自身への質問が違っているのです。

つまり、理念に向かう上で、誰にリーダーをやってもらうかはとても重要ですが、どんな能力があるからリーダーになれるか?では無くて、理念を理解し、規律を持ち行動してくれる人をリーダーに指名するべきなのです

そうでは無いから、理念や方針が【額縁】に入った言葉となってしまうのです。

「所詮、理念などに向かわなくても、売上があがればそれでいいんでしょ」

「理念なんて口ばっかで、まじめに取り組むと馬鹿を見る」

などの声が聞こえてくるようにです。

風土改革の上でも、上位層の人事はとても重要です。

先見性がある企業は決して外部から経営のスペシャリストを呼ぶ事はしません。

プロパーで成長させる仕組みがあるからです。

皆さんの組織はいかがでしょうか?