組織風土の特徴を掴む その105

お互いに何を思っているのか?

組織に所属していると思ったより「どう思うか?」といった事が話されていないと思います。

「組織の今後について」

「大切にしている事って何?」

「あれってどう思う?」

などといった事はあまり話しません。

お互いにわかっていると錯覚してしまうかもしれませんが、この部分の確認が出来ていないと、行動にずれが出てきます。

研修の中でもこのような想いの部分を極力引き出すように工夫しています。

ポストイットで意見を出していき、それらを集約するのです。

そこで出て来た言葉を全員が眺めるだけでも、今までよりはお互いを知る良い機会になります。

そして、それらを集約する際には掘り下げるのです。

「これってどういう事?」

「例えばどんな時に・・・」

などの質問をする事で、場が盛り上がっていきます。

盛り上がれば、活性化しますので、頭も良い感じに回転し始めます。

そのようにして、お互いの事を知る場を提供しているのです。