組織風土の特徴を掴む その94

自我状態のご説明をすると、ご相談者は「ずばりそうですね」とおっしゃいます。

相手のCP(批判的な親)は、こちらのCC・RC(従順な子供か反抗的な子供)を引き出しやすくなります。

相談者のほとんどは相手の状態が、CPである事に悩まれています。

しかし、ご説明を進めていくと、その対応策も見えて来たりするので、今後の不安を解消できるのです。

「今度はそうしてみます」

晴れ晴れした表情で、面談を終わられるのを見ると、こちらも安心するものです。

組織風土上の問題を細分化していくと、個人の課題がボトルネックになっている事も少なくありません。

そして、それらの事象をどのように対応してよいかわからないリーダーの存在が問題を根深いものへとしてしまう傾向もあるんです。

組織風土の改善は多岐に渡ります。

物事には順序があるように、まずは経営層、リーダー層の志しをひとつにする事が肝要ですね。