職場の雰囲気を良くするために尽力されているリーダーの多くは「なぜわかってもらえないのか?」で苦しむことがあります。
従業員同士理解を深め合い、助け合い、同じ目標に向かって努力する。
主体的となり、自ら作り出す事に喜びを感じ、さらに改善を進める。
多くの従業員は、こういった価値観に共感をしてくれますが、なぜか行動が伴っていかない事にリーダーは苦しむのです。
かげでつつき合いをする従業員、依頼された仕事に露骨に嫌な顔をする従業員、人を選ぶ従業員、能動的となり勝手に仕事の範囲を決めてしまう従業員。
このような従業員ばかりでは、職場の雰囲気は改善などする訳がありません。
残念ながら、その職場に不適切な方がいる事は認識しなければなりません。
誰をバスに乗せて、誰を乗せないのか?
そこは重要な判断です。
リーダーは全員を導く責任がありますが、バスに乗せない判断も同時にしなければならないのです。ドライには出来ない部分ですので、ウエットな感じで行う必要があります。
相手の感情に訴えながらも、同時に人の見定めはしっかりと行って行きましょう。
いつか良くなるというお考えは、永遠に良くなる事は無いと断言出来ます。
まず、登る山を決めてから人は動き出します。
準備が整ったら、山を登ると考えている人は、いつまでたっても準備が完了する事はありません。
同様に、周りの人達が変わったら、私も変わりますと言っている人は、仮にまわりの方々の意識が変わったとしても、色々な理由を付けて変わりません。
得てしてそういうものです。
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