職場内では往々にして、他人の考えがわからないといった事が起きます。
これは、対人関係でのストレスを避けているので、お互いに理解し合って来なかった事が要因に挙げられます。
毎日の業務の中で、周囲の人が何を基準に判断をしているのか?
一緒に仕事をしている中で、その方の思考性は感じる事が出来ます。
しかし、何を基準に判断しているかがわかりません。
それらは、価値観という言葉で表現されていますが、もう少し突っ込んだ考察が必要となります。
価値観には経験から育まれるもの、つまり育って来た環境も大いに反映されているのです。
また、感じ方の違いからも生じます。
例えば時間が残り30分だとします。
「まだ30分ある」と考える方と、「たった30分しかない」と考える方では、チャレンジに程度の差が生まれます。我々はそれを評価してしまいます。
そして、そもそもこれらには大前提として「自分と同じ価値観や感じ方をする人はいない」と心から思っていない事でギャップを感じてしまうのです。
相手を理解する際に、自分というフィルターから見ていたのでは、いつまでたっても理解は進まないでしょう。
つまり、相手の行動や決断や思考にはもっともな動機があると考えるのです。
その、もっともな動機を知る事が、他人の考えを理解する上で重要なファクターとなっていくと考えます。
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