これからお話しする事は保育園風土改革に限ってのお話しかもしれません。
しかし、組織の難しさを表している意味では、大変重要な事柄だと思うので今日は触れてみたいと思います。
「組織が活性化しない理由は何か?」
この問いに対してボトルネックとなっている課題を検討してみました。
結論としては、リーダーシップの取り方にあるという事に至りました。
誰のリーダーシップの取り方か・・・?
それは文字通りリーダーによるリーダーシップとの事でした。
多くの保育園では年功序列制度が進んでいます。
長くその保育園に勤めているので、色々な事を知っています。
そういった方が上席者になっている事は簡単に想像が出来る事だと思います。
しかし、一部のリーダー保育士は「自分」を強く持ちすぎている事があります。
その基準は「自分が体験した経験」がほとんどです。
ですから、今まではこうだったが判断基準になります。
「その事柄をもっと良くしよう」
というよりも、前回はこれで良かったので、次もこの通りに行う事が大事と思い込みすぎるのです。
これでは、新しい発想は出て来ません。
最も悪いのは、他の方の発想も制限してしまうという事です。
結果、何が起こるのか?
それらの状況に対する不平不満が出る事は容易に想像が出来ますが、しかし最も重大な事象としては、活性化していない悪い風土を作り上げてしまうという事です。
常にリーダーの顔色を見て保育をしていかなければなりません。
職員会議でも、そのリーダーの意見が全てになりますから、他の先生は発言はしません。
園長先生が気づかない所でこのような風土は進行してしまいます。
このような職場はどのように改善していけばいいのでしょうか?
次回はその点について考察していきます。
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