組織風土の特徴を掴む その46

リーダーシップとフォロワーシップがあります。

リーダーシップとは「周囲の人をより良い未来へ導く事」です。

そういった意味では、リーダーだけが発揮する能力ではありません。

メンバーがリーダーに発揮するリーダーシップがあるのです。

この事をリーダーシップという言葉でひとくくりにするとわかりづらいので、フォロワーシップがあります。

つまり、リーダーがより良い未来に向かえる様に適切な関わりがメンバーとして出来るのなら、それがメンバーのリーダーシップであり、フォロワーシップと言えるのです。

これらのトレーニングはいくつかの形がありますが、私の場合は実際に体感いただく形が良いと思っています。

疑似体験の中ですが、実際にご自分のリーダーシップとフォローワーシップを意識的に発揮する事で、気付きを得る事が出来ます。

そして意見を集約するのです。

その時何を感じたか?

「恐れ」「不安」「期待」「希望」・・・。

そして、各リーダーへの評価、メンバーへの評価。

これらの情報が集まると、「ゴールイメージを共有する事」「構成力」「ポジティブな活動」「優先順位づけ等も同時に考える事が出来るのです。

そして参加者の気付きを共有し、自分に取り入れる事で成果は倍増していきます。

なぜなら、同じ様な感覚の方が増える事は、組織の活性化に繋がるからです