組織風土の特徴を掴む その38

組織風土には、変われない理由があると言われています。

変革と改善の必要性は十分に理解しているものの、それらの課題にどのように取り組めば良いのか?

といった事がわからない為に、改善に向かわない事があります。

生活習慣病の多くは重大な欠陥を招く事は皆さんもご存知だと思います。

しかし、生活習慣を見直そうと医者に指示されても85%もの方が実行できないという状態にあります

恐らくほとんどの方が痛みも無く、不安から解消されて生きていたいと思っています。

孫の世代まで触れあいたいと思っているでしょう。

このまま生活習慣を改善しないと心臓病になると指摘されていて改善の必要性を理解しているのに、なぜ行動を変えられないのでしょうか?

意思が弱いからでしょうか?

いいえ違うと思います。

これらの事から、組織が変わるには意思の欠落があって行われないのでは無く、何か別な要因があるように思います。

それは、【自ら本心でやりたいと望んでいる事】と【実際に実行出来る事】と乖離が大きいからと言えます。

つまり実行段階になった場合、自分の経験上未知な事柄が含まれていると、足を踏み出せない状態に陥るのと同じだと思います。現実とのギャップって奴ですね。

この溝を埋める事で組織風土の変革が進みだすんではないでしょうか?