組織風土の特徴をつかむ その27

研修成果は見えづらいものです。

しかし、人材育成に投資するのならまず優先すべきは、優秀な2割に対してです。

これは前回お話差し上げました。

では風土改革においてこの方達がどのような役割を担うか?

これはいくつか考えられます。

主体的にチームをより良い風土へ導く役割、客観的な目を持ち改革の方向性を見定める役割。

これらを担いながら、標準的な6割の中から改革に興味がありそうな人材を引っ張っていくのです。

優秀な2割だけが動いてもあまり変化はありません。

いつもの状況となんら変化がありません。周囲からは当たり前の光景にも映るとおもいます。

しかし、標準的な6割が動けば大きな力となります。

この6割の方々は良い方にも、悪い方にもふれます。

目指すべきゴールを伝え、共に改革していく為の仲間とするのです。

彩りプロジェクトの「私の職場」シリーズは、どのように他を巻き込み、望む組織の形にして行く為にするにはどうするかを学ぶヒントがちりばめられています。

また具体的にPDCAをまわす事で改善の経験の無い方でもスムーズに取り組む事が可能です。

研修効果を最大化する為には重要な事です。