組織風土の特徴をつかむ その24

さて、ネガティブ発言は本気度を下げると説明させていただきました。

今日はそのような中でも、ネガティブ発言の必要性にも触れておきたいと思います。

冒頭に申し上げておきますが、ネガティブ発言の全てを否定するものではありません。

しかし、ネガティブな雰囲気は新たなネガティブな事象を呼んでしまう事があります。

そうすると、負のスパイラルに陥りやすくなります。

ネガティブ発言からポジティブ発言へと繋げる事でそういったスパイラルから抜け出せます。

簡単に申し上げていますが、ここが実はかなりの高いハードルだったりするんですが・・・

また、風土を変化させていく為には愚痴レベルの共感も必要だったりするのです

「そこから、どうするか?」の発想にいかなければ、なかなか変化しません。

「そこ」がネガティブな内容となってしまっても、それは仕方が無い事です。

「そこ」からどうするか?

つまり、現在の姿が「そこ」であり、ありたい姿とのギャップが「どうするか?」になると思います。

ですから、マイナスな要因の共有も時には必要なんですね。