組織風土の特徴をつかむ その15

勝手に思い込むと何が起こるのでしょうか。

多くの場合、安定してしまいます。

そしてその安定の結果、徐々に暗黙の了解が出来あがります。

一定の不文律の上にです。

例えば、不思議に思ったり、疑問に思ったりしても、口に出してはいけないものなんだと勝手に思い込んでいると、それは放置されたままになります。

そしてそれを見ている後輩や新入社員は疑問にも思わなくなります。そういうものだと思いこみます。

不文律であること自体は悪くないと思います。

しかし、思い込みはよろしくありません

皆さんの組織風土の中に、暗黙の了解があるとすれば、ミーティングで「なぜ暗黙の了解があるのか」を話し合ってみて下さい。

あくまで他責ではなく、自責で意見を出し合いましょう。

そうする事で、組織の一員としての自分の振る舞いを振り返る良い機会ともなると思います。

そしてそこでの自責の気付きは、それぞれの大きな財産となると思います。