お互いの価値観が確認出来れば、後は能力的な課題が残ります。
改善へと向かう能力です。
価値観合わせが出来ている状態であり、かつ方向性の共有が出来ていれば、何も悩む事はないのですが、課題を顕在化させる事に臆するケースもあります。
これは改善がなかなか前に進まない会社では良く起こる事です。
そもそも、なぜ課題が顕在化しないのでしょうか。
これは社員同士の関わり合いの濃淡によります。
関係性が薄い組織では、課題が顕在化しません。
これは理由として、諸事情などもあまり掴めていない為に、「何かそうなっている理由があるはず」とそこに性善説を求めてしまいがちです。
組織とは効率的であり、非効率的である場面があります。
効率的を求め過ぎると、その会社の良い風土が損なわれる事もあります。
改善の着眼点が良くわからない状態ですと、単に効率的であるとか、無いとかといった価値観で話し合いが行われる事もあります。
また、従業員がその方が楽だからといった、明らかに短絡的な考え方で終始してしまうケースもあります。
価値観を確認しているからと言って改善出来る訳ではありません。
やはり改善の方向性と言うか、定まっている方向性を軸に改善を検討するべきなんですね。
社員同士の関係を濃くし、価値観を会社方向性を軸にし、改善に向かいたいものです。
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