組織風土の特徴をつかむ 1

最近、様々な組織での風土改革の必要性を感じます。

組織の課題は毎日のように噴出するものです。

社長や各部署の責任者は頭が痛いと思います。

その噴出している課題を解決しようとしても次の課題が生まれてしまうものです。

その理由は各企業の風土にもよります

指示待ちが通例だった企業、仕事が増えると不満を言う社員ばかりになっている企業、最初からあきらめている社員ばかりが多くなっている企業、なぜだかわからないが疲れた感じの社員が増えてしまった企業、独断的な社員ばかりが増えてしまった企業、社員の入替が激しい企業、その企業毎に様々な風土があるものです。

しかし、ここで考えて行きたい事が、課題があったとして「もぐらたたき的」に解決していっても、次の課題がまた生まれてしまうという事なんです。

ある課題を制度の改正で変えたとします。「そうするとこの場合はどうなんだ?」「こうなってしまう危険があるが会社は何か考えているのか?」等、次の異議というか課題が見えて来てしまうのです

まずは自社の組織風土がどのようになっているのか?を理解しなければ、課題解決に向かう道筋も決める事は出来ません。

ここで注意いただきたいのが、どんな組織でも課題はあります

しかし、その解決方法であるとか、ピンチをチャンスに変えてしまう力であるとかを獲得するには、組織風土が大きく影響するものです

次回からは組織風土改善について考えていきたいと思います。