イノベーション的思考

思わず目にとまる。聞こえてくる。教えてもらえる。

これらは普段のアンテナの立て方で変わってきます。

日経平均株価に興味があれば、自然とそういった電車中刷りでも、街中の大型スクリーンでも情報を目にする事があります。

「今、流行っている話だから、良く目にするんだな~」と思っていたら大きな間違いです。

それはあなたのアンテナが立っているからなんです。

日経平均株価に全く興味が無い人には、入らない情報なんです。

私はサッカーがとても好きです。

ですから、ネット上のサッカー情報が良く目に飛び込んできますが、芸能ネタは全く目に入ってきません。

反対に家内は芸能ネタが目にとまりますが、サッカーネタは全く目にとまりません。

このように何にアンテナを立てるかで変わってくるものなんです。

ではイノベーション的思考に必要なアンテナとはどういったものでしょうか?

それは「どのようにすればイノベーションが起こせるか?」といったアクセスでは全くヒットしないと思います。

そうでは無く例えば「街中の情報を自分のビジネスにどう活かすか?」といった角度で考えてみるのです。

街中の車でピンクが増えているのであれば、それをどう活かすか?

流行りのグッズがあれば、どこに売ればもっと儲かるのか?

時には自分のビジネスだけにとどまらず、頭の中でコンサルテーションしてしまうのです。

このラーメン屋さんを流行らすにはどうすればいいのだろうか?といった風にです。

しかしこれらの頭の中の思考はいつもアクセスし続けるので、長い間考える必要はまったくありません。

人間の脳は精巧なコンピューターです。

皆さんは、目に飛び込む情報を一旦受けるようにすると決めるだけで、脳が思考を始めます。

「どう活かすか?」

人口流出地域での活動方法は?

待機児童が多い地区では?

東京オリンピック前の3年間までが景気上昇チャンスなんだ~

サッカー天皇杯はJリーグ順位で1位と2位のチームなんだ~

自宅を昨年購入したけど、消費税がアップするけど、住宅購入はいつするのがいいんだろう。

いつも自分が興味があるトピックに目が行きがちかもしれません。

皆さんの周りには多くの情報が転がっています。

イノベーション的思考にはこれらの情報をどのように組み合わせレバレッジをかけるのか?がとても重要です。

是非イノベーション的思考を発揮してみて下さい。

社内のボトルネックとなっている課題解決等においても、こういった思考がもしかしたら大きく改善に向かう第一歩を踏み出せる切欠になると思います。

イノベーション的思考になる事で、物事を難しく考えすぎず、色々な事に楽しんで取り組む事が可能です。

精神的にもそのほうが健全だと思います。