リーダーの役割 3

ではリーダーが情報を収集する方法を考えていきましょう。

ミーティングではまずは何をさておき、ブレインストーミングから入るべきです。

解決すべき課題や議題がはっきりしている場合でも客観的な目線で物事を考える事は遠回りしてそうで、案外そうでも無いことが多くあります。

またメンバーの思考を柔軟にし、議論に入りやすくする効果もありますのでオススメいたします。

ちなみにブレインストーミングとは、自由にアイデアを出し合う事です。

以下の4つのルールに基づき運用されなければなりません。

・判断・結論を出さない(結論厳禁)自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。

・粗野な考えを歓迎する(自由奔放)誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。

・量を重視する(質より量)様々な角度から、多くのアイデアを出す。

・アイディアを結合し発展させる(結合改善)別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。

これらを通して、よりよいアイデアとなるようにメンバーが協力し合うのです。

さて、ブレインストーミングの際に、ポストイット等の道具は必要となります。(推奨)

自分の意見を紙に書く事は意外に、自分のコミットを高める効果があります。

いいっぱなしにせずに、議論の最中いつまでも残っているので、認知欲求も満たさる事もあります。

情報は多い方が良いと思いますが、リーダーはこのように多くの意見をもらえる状態を構築する事を、いつも考えていなくてはなりませんね。

次にKJ法を活用すると、さらに話し合いが進みます。

同じような意見をグルーピングするのです。

そして見出しをつけて整理していく事で、バラバラだった意見が集約されて行く事でしょう。

リーダーは常に情報収集の方法を考え、実行する必要があります。

なぜなら、周知を集めて一人で決めるのがリーダーだからです