色々な情報から学びを深める事が出来ます。
しかもそれらの情報から自分で判断する事が出来るのが現代社会の良いところです。
悪く言えば、情報に踊ってしまう事がある点です。
さて、そういった数多くの情報の中から、社員教育のお話を得る事が出来ました。
なるほどと思ったのでシェアしたいと思います。
先日ご紹介差し上げた丹羽氏が社長を務めていた伊藤忠商事さんでは2012年から登山研修が行われているようです。
標高1900mの山を登るという事なので相当大変な研修です。
もちろんプロガイドを伴っての登山ですが、危険も隣り合わせです。
狙いとしては困難な状況に遭遇してもやり抜く力を体得させる事のようです。
大きな特徴はチーム制で登山をするとの事。
登山やテント設営、自炊など一連の行動は全て8人程度のチーム単位で進めていき、山を登るペースや疲労度合いは個人ごとに異なり遅れる者も出てくるので、新入社員たちはお互いのペースや体調を気遣い、脱落者が出ないようにペースを調整しながらたくましく登っていくのだそうです。
「1人でなくチームにすれば、今時の若者は強い」結果としてそのような感触を得ているようです。
また京葉銀行の2カ月研修のクライマックスは陸上自衛隊での訓練だそうです。
全員がそろうまで繰り返される基本動作や腕立て伏せ訓練。もちろん全員が出来なければ最初からやり直しとなってしまう。
これらの経験を通して、連帯感が育まれていくのだと思います。
まさしくワンピース世代の共通言語「仲間」ですよね。
今時の若者の強みはみんなで考え、頑張る事なんですね。
競争のかわりにゆとり教育で得た、仲間との共生力に今後も企業は注目していく必要があると思います。
これらの取り組みは新入社員教育の成果としては、すばらしいと言えるのはないでしょうか?
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