教養は、どのように育てられるのでしょうか?
人間にとって、自分の体験・知見から脱却する事は非常に難しいことです。
しかし、いろいろな人からその意見や仕事から学ばなければいけません。
人は、仕事で磨かれます。
仕事でどれだけ辛い経験をし、嬉しい経験をし、心のときめきを感じたか。
そういう人の中で、人間の心が育って行くのです。
苦しい時に涙を流し、それがうまく達成できたときに手を取り合って喜ぶ。
こういった中で人間の感性が磨かれてくるのです。
失敗してもいい。
仕事を一生懸命やる中で、dignity(品位)が保てるようになるのです。
こういうものが教養と言います。
~丹羽宇一郎 中華人民共和国 特命全権大使~
これらの言葉はグローバル人材を考える時に、丹羽さんがおしゃっている言葉です。
ローカル色を強く持ち、そして人間としての強さ、人間力を持つ事。それらを通して人の立場で考える力を育む事で、グローバル人材に近づくと言えるのではないか?
という事です。
私はこの文章を見て感じた事は、教養レベルは高い程良いものと言う認識はありましたが、真の教養の意味を理解していなかったと思いました。
学びが深まる含蓄ある言葉でしたね。
私も教養について深めて行きたいと思います。
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