良いコミュニケーションと悪いコミュニケーションがあります。
気持ちの良いコミュニケーションと気持ちの良くないコミュニケーションがあります。
ここで言える事は残念ながら相手は変えられないという事です。(少し長くなります)
交流分析ではいつも6つのグループに分類され、コミュニケーションが図られているといいます。
大まかに言うと、赤の状態と青の状態です。赤の状態の交流(コミュニケーション)は、どちらにとってもつらい状態です。
それぞれ同じ状態を相手から引き出しますので、極力「青」の状態でいたいものです。
しかし社会では様々な方がいらっしゃるのでいきなり「赤」の状態で反応される方が確実にいます。
コミュニケーションスキルの中で、交差交流があります。
相手が「赤」の状態でいたら、自分は「青」の状態で関わるという事です。
その結果、相手が「青」の状態になってくれるかもしれません。
例えばこういう事です。
「いったい、いつまで待たせるんだよ」(赤の状態 専門用語で言えばCP)
「わたしが会議にいなくてうまくいかなくても知らないからね」(赤の状態 専門用語で言えばRC)
こういった方たちがいたら・・・
「私のせいで、あなたを怒らせてしまって大変申し訳ない」(青の状態 専門用語で言えばA)と対応します。
「いったい、いつまで待たせるんだよ」「ごめん(いつものお返しだよ)」とか「私が会議にいなくてうまくいかなくても知らないからね」「君だっていつも待たせるじゃないか」といったやりとりは非建設的になってしまいます。
交差交流は、相手の色と違う交流を試みるということ。
全てがうまくいくとは言えませんが、何もしないよりは良いです。
関係改善の第一歩かもしれません。
ストレスのかかる事ですが、建設的な人間関係を求めたければ是非チャレンジしたいものです。
繰り返していると、自分の人間性も磨かれていくものと思います。
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