経営者の仕事はよく「決める」事と言われます。
そして最終的に決める際の判断になるのは、決めた経験に準じた予測や勘に頼るんです。
ですがもう一つ行わなくてはならない事があります。
それが理念の浸透に魂を燃やす事です。
採用段階で理念を必死に語り、共感した社員を採用できたとします。
しかし・・・蓋をあけてみたら、その従業員ががっかり。
なんて事も良く耳にします。
「我々は理念を達成する為に、従業員同士よく話し合い、毎日のミーティングはかかせません」と語った経営者。
現実はミーティングなんて名ばかりに「報告会」だった・・・。
目も当てられないですね。
理念の浸透に魂を燃やすという事は「やりきる」という事です。
何が何でもそれを最優先するという事です。
同じ課題ですが、時にはAで、時にはBでといった解決をする事があるかもしれません。
しかし、それが理念に則しての判断になっていないと従業員が思った場合は、理念経営に本気になっていないと思われてしまいます。
経営者が本気度を示すのであれば、理念に向かう姿勢の本気度を高めるべきです。
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