人を活かす経営に必要な要素 5

理念に基づく商品とはこういった風に考えれば言い訳です。

例えば、彩りプロジェクトで言えば「自利利他な社会作りへの貢献」が理念です。

理由は他人を活かす事で自分も活かされている事を実感出来ると思いますし、人は他者との関わりの中で成長をしたり、挫折をしたりするものです。

そういった人間くさい経験をする事は、とても幸せな事だと思っています。

私はビジネス活動を通して、社会生活が充実する世の中を作って行きたいと考えています。

それを実現する為に、「現在」ではビジネスでのお困りごとやお悩みごとを解消するお手伝いを差し上げる仕事をしています。

具体的な職種は、コンサルティングとなる訳です。

「現在」行っている仕事としたのは、理念に基づく活動であれば、今後は変化していく可能性があるからです

しかし変化する際には必ず理念に照らし合わせ、その事業を行った方が理念を達成する為に、より現実的であればやった方が良いとなる訳です。

理念を達成する為に必要な事であれば、ずばり介護事業を行うかもしれませんし、自利利他な社会作りを話し合うコミュニティーの場として喫茶店を行うかもしれません。

事業をやる理由がはっきりしているので、事業コンセプトもぶれる事が無く、判断に迷った時に、より高い確率で納得の行く方向に進む事が出来ます。

こうなると従業員を集める場合でも、理念に共感した人を集める事が可能になります。

働き場所は喫茶店かもしれませんが、喫茶店で働きませんか?というのと、地域コミュニティ作りーのお手伝いをしませんか?というのでは、プレゼン内容も変わりますよね。

魅力的なプレゼンを行うのであれば、その事業の将来性であるとか、採用にあたってこんな想いがあり、今後どうなりたいか?を示す事が大切ですよね。

前者は喫茶店での作業についての説明なので応募者に革新性を想像させる事が出来ないかもしれませんが、後者はそこに革新的なアイデアを求む!!といった事を応募者に創造させる事が可能です。

突然、革新性と言う言葉が出てきた印象がありますが、これらは現状の課題を解決する為に必要な要素です。課題×新アイデア=革新ですので、必要な事だとご理解いただけると思います。

そして、採用時のこの段階で理念を共有出来ますので、今後雇用する側も社員さん側も大きな期待や希望を描く事が出来るようになります。

わくわく感が理念実現へのカギだと思います。