ここにテスト問題があるとします。
内容は、国語と算数と社会の分野から各3問づつです。
制限時間は1時間です。
問題の内容を見てあなたは画然とするでしょう。
「1時間ではとても終わりそうもない・・・」
それでもテストなのでとにかく始めようと、必死になって問題を解きます。
最初の国語の分野でつまづいてしまいました。
国語の3問目が終わる頃には残り時間が後5分です。
「まずい・・・」
問題は算数と社会で各3問づつ残っているからです。
さて、今何のお話をしているかと申しますと、問題の捉え方を通したあなたの本質を問う為のお話を差し上げております。
どうやら、とても1時間で終了できる問題の量では無かったんです。
とすれば・・・あなたは問題を作った人の本当に聞きたい事、知りたい事を理解していなかったと言えます。
本質とはこういう事です。
本当の質問。
問題の根幹であるとか、最も知りたい情報だったりするものです。
とても1時間で終わりそうも無い内容だとすれば、あなたがどんな問題解決能力を発揮するか?
を問われている事を瞬時に見抜き、それに対応するべきなのです。
1時間という時間であれば、例えば得意分野から攻める。次に選択問題から攻める。次はこれ、次はこれ。
このような戦略性があれば、仮に試験後に全部できなかったですねと問われた時に理由を説明出来ます。
恐らく試験管はにんまりでしょうね。
今回はわかりやすく説明しているので、特別なケースをご案内しております。
全てのテストにこのような事を問われていると勘違いはなさらないようにお願い申し上げます。
1時間以内に全ての問題を解ける基本的な能力を問われる問題もありますものね。
付け加えるならば、その試験が満点を狙う目的なのか、何かのプロジェクトに採用される試験なのか?
などの置かれている状況にもよると思います。
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