反応マーケティングを実施し、どのくらいの反響を得れるのか?
まずはそこに焦点をあてて、活動していくのです。
しかし、営業担当者は日々の売上に追われているので、なかなか悠長な事を言っていられません。
ですから、これらをうまく戦略的に考えている企業は、マーケティング部門と営業部門を分けているところがあります。
私の存じあげている会社(10名程の会社)では、マーケティング部門と営業部門を完全に分けて高収益を上げている会社があります。
それぞれ目標が違うので、モチベーションが上がるところが違います。
マーケティング部門はいかにお客様の反応率を上げるかに執念を燃やしています。
つまり、「お客様の方から御社の商品に興味があるんだけど」といかに言っていただくかだけが目標です。
一方、営業部はそれら見込み客をどのように購入へと導くかだけが目標です。
営業部も最初のステップとして、自社の商品に興味のある方たちへのプレゼンなのでハードルはそれほど高くありません。
これは至って健全であり、非常に効率的です。
マーケティングと営業という似ているような活動を、非効率的な仕組みで会社は考えています。
年間を通した時間のコスト管理で言えば、はるかに分けて考えた方が効率的です。
さて、お客様を探してくるチカラですが、何か特別な様な気がしますが、それだけが仕事だとしたら、そのスキルを多いに皆さんは磨く事が可能です。
世の中に営業代行会社のうちテレアポを得意としている会社がありますが、これはまさしく見込み客を集める事だけを仕事としています。
お客様を探してくるチカラとしては、テレアポ、チラシ、DM、HP、メディア戦略、記者会見、などを通して反応率を高める事と言えます。
上記以外にも、現代ではSMS等を利用した集客や、まずは体験という事で無料セミナーを開催しお客様の売り込まれるという警戒心を解く戦略を用いる会社も多くあると思います。
生活必要品や法律でどうしてもそれを受けなければならないもの等のマストな商材を扱っている会社についても、この事は言えます。
むしろ、そのような商材を扱っている会社程、上記のスキームを戦略的に構築する事で、すぐに見込み客を集める事が出来ます。
もともと商品に関しての購入ハードルがそれほど高くないですが、お客様は一度購入を決めた商品を浮気せずに使い続ける傾向があります。
ですから、違う角度から問題意識を喚起する事などの情報提供が必要となり、それらの伝え方や見せ方には「チカラ」が必要になります。
お客様に興味をもっていただくのですから、そこには当然の様に努力が必要ですし、まるで恋人にこっちに振り向いてもらうかの様にです。
ここにもヒントがあり恋人に振り向いてもらうのに、当然1人の方に向けて行動を起こす訳です。(中には複数の方にアプローチする方もいらっしゃると思います)
ペルソナマーケティングといって、その方(そのような状態にある方)だけを特定し伝えたり、見せたりする事で、訴求力が高まります。
お客様を探してくるチカラ(能力)はこのように考える事で戦略的な構築が出来ます。また、人事考課にもこのような観点を盛り込む事で、能力があるのかないのか?
その能力を高めようと努力しているのか?結果はどうだったか?などをはかる事が出来ると思います。
とても戦略的な会社は、このように人事考課にも盛り込む事で恒常的な発展を確実なものとしているのです。
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