変化を受け入れる?

現代ビジネス社会は情報化社会と言われており、変化というか進化が著しいですよね。

マーケティングの世界でも、コトラーが提唱するマーケティング3.0時代とも言われているんです。

つまり、お客様が大勢いた時代は、モノがあれば売れた時代でした。そこから、消費者は良品を選ぶ時代へと移行し、現代では、モノからコトで商品を購入するようになっています。

マーケティングもその観点から、スタートしなければ時代にマッチしなくなっているんです。

さて、SNSの普及により、ますます「口コミ」が大きくクローズアップされています。

情報の拡散力と言ったら、今までの10倍~100倍以上もの拡散能力がありますよね。

例えばフェイスブック利用者がまだまだ普及段階であり、国民の1/3が利用するような媒体になった場合、恐らく今以上に大きな情報発信ツールとなると思われます。

今は名刺交換をする際に「フェイスブックやられていますか?」と聞かれる事が増えてきました。

ビジネスの世界でこういった動きが加速されれば、間違い無く今まで以上に情報化社会でのスピード感は増すものと思われます。

(すでにLINEがその利用者数を活用しリアルマーケットにうって出ようとしています。商売の形にも変化が起こっているのです)

携帯電話も更に言えば、ポケベルも普及していない時代では、時間はゆるやかに流れていたものです。

待ち合わせ場所で会えないなんてことも、しばしありました。

しかし現在ではそんな事は考えられません。

時々、「昔はどのように人と会っていたのか?」そんな事がわからなくなってしまいます。

それでも生活が出来ていましたし交流関係が保たれていました。

現在では連絡が素早く付く事もビジネス上で信頼を得るための大切なファクターとなっています。

しかし、現在はメールを返信してくれない、電話に出てくれない等の相手側の都合に合わせる為に、携帯等が肌身離せなくなっている様な気がしてしょうがありません。

現代において、様々な情報ツールは必須である時代とは理解出来ますが、何だか考えれば考える程、受け入れがたい事実のような気が、私はしています。

プライベートもへったくれも無くなってしまっていますよね?