リーダー研修で一番大切にしている事は「目的意識をはっきりする」という事です。
そして間違って認識している「リーダーシップ」という言葉を正す事にあると思います。
とかくリーダーというのは世話役の事であり、何から何までしなければならないと思われがちです。
リーダーなんだから「準備して」、リーダーなんだから「動かして」、リーダーなんだから「アイデアを出して」と全てに動かなくてはならないと錯覚されがちです。
他のメンバーもその様に考えている為に、だれもリーダーになりたがらないといった現象がおこります。
この様な状態であると、組織は不活性化した状態であると言えます。
そもそもリーダーシップとはメンバー全員が発揮するものであり、それぞれの役割からリーダーに協力する必要があります。
この事は、フォロワーシップという言葉で表現されます。
最大の効果がある様に「準備」「動く」「アイデア出し」を全員で行う。
こういった組織は強いですし、そう簡単に負けないと思います。
メンバー1人1人のこういったコミットを高める事で、より成果が高まると思います。
【リーダー】という言葉の定義を見直す事で、「何の為の」という目的意識をはっきりさせる事が出来ます。
リーダーやメンバーが「何の為に」という目的意識を共有する事で組織でいる意味も出てくるのだと思います。
私はリーダー研修の中でこういった点に注意しながら、研修を行っています。
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