知識(情報)をどのようにマーケティング活動に活かすか 通常編

相手の心理地図に入る事はビジネスの上でとても大事です。

相手の方が今どのような状態にいるのか?

お困りごとがあるのか?うまくいっているのか?

ビジネスではどうか?プライベートではどうか?

様々な質問を通し、相手の方をより深く理解したいものです。

そういった情報が、他の方とお会いしている時に思わぬ効果を発揮します。

「そういえばその件について、とても詳しい方がいます。今度会ってみますか?」

最初は趣味の話だったかもしれませんが、引きあわされた二人にとってはかけがえのない仲間を得る機会になるかもしれません。

そういった結果、ビジネスでも強く結び付くかもしれません。

相手の心理地図に入る事は、相手の方に何かやれる事は無いか、役に立てる事はないかを探しているとも言えます。

もしかしたら自分のサービスを必要としていないかもしれませんが、自分の人脈の中から最高のサービスを提供する事が出来るかもしれません。

「自利利他」をビジネスの世界で実践するには今の社会では難しい事かもしれません。

しかし、他を蹴落とす事や相手をどのように利用してやろうかなんて事を考える事は良い思考ではありません。

自利利他を実践出来ないまでも、良い思考と悪い思考は区別がつくと思います。

「自分ばかりが損をするのでは無いか?」

「そんな事をしていたら、他に食いつぶされてしまうよ!」

「世の中そんなに甘く無いよ!」

なんて不安になるかもしれません。

しかしそれらの意見は自分がリーダーシップを発揮していないと言えます。

頭や心では良い思考を理解する事が出来ても、実際に行動出来ないとしたらそういう事です。

お付き合いしている会社がそのような考え方になったらうちも考えようでは何も変わらないのはご想像いただけると思います。

今までもそうだったように、これからもそうです。

なぜなら相手は変えられないからです。変えられるのは自分だけです。もちろん皆さんの影響を受けて、まわりの方が変わる事があります。

ですから、そういった行動をとりましょう。

誰かがやってくれる事だろうと思っていては、今の経済と同じで政府頼みになってしまいます。

自利利他も誰かがやる事ではなく、自らがリーダーシップを発揮し行う事なのです。

行動をしていく事で、自然にそういった方が周りに集まってきます。

まさしく「類は類を呼ぶです」

ビジネスは貢献活動以外の何モノでもありません。

本当に相手の方のお役に立てた時に初めてビジネスが安定するのだと思います。

「どうすればもうかるのか?」といった質問を自分にするのはやめましょうよ。

これからは、「どうすれば相手のお役にたてるのだろうか?(自分のビジネス以外でもです)」

を自分に質問して下さい。脳が勝手に考えてくれます。これは本当の事です。