知識(情報)をどのようにマーケティング活動に活かすか 初対面編

引き出し(話題)が多いと初めての方とお会いしても色々なお話が出来ます。

お店の作り方、お店の見せ方、機材のメリット、近い業界の話、自分はその業界の事をどう思うか?

頭の中でバラバラに詰め込まれていた情報を整理し、一瞬にしてアウトプットする。

相手の方にお伝えする事で、一種の安心感を与えます。コミュニケーションスキルに相手の「心理地図」に入るというのがあります。

これは相手の話題をする、話す事で自分のポジションというか、相手の方にとっての味方(少なくとも敵では無い)になる事が出来ます。

人間は古代より、この相手は敵か味方かを選別して生きてきました。生存本能というやつです。

よく欧米の人はコミュニケーション能力が高いと言われます。その由来は、エレベーターで初めて乗り合わせた人でも「ハーイ」などと言って挨拶するといった事で示される事があるようですす。

しかし、一方では生存本能的に知らない人でも挨拶を交わす事で自分は敵ではありませんと、最初に意思表示をしているとも言えます。そうする事で一種の緊張を緩和しているところがあると思います。

「初対面の方と何を話したら良いかわからない?」

良く耳にする事ですが、ビジネスコミュニケーションの場面では相手の心理地図に入る事は必須スキルと言えます。

色々の方とお会いし、その方のお仕事の内容は何で、どのようなマーケティングを実践されていて、結果はどうか?またどのような課題を抱えていて、先々はどのようになりたいか?

こういったお話を通し、相手の心理地図に入り込めます。ほとんどの方は自分の事をお話しされる中でも、この方は私の話を聞いてくれるといったように印象も変わってくると思います。

人間の本質的には「自利利他」の精神は重要です。しかしこれは自分の心にあるだけでは意味を無しません。行動をしてみて初めて意味をなす事です。

蛇足ですが、彩りプロジェクトの理念は「真に支え合う社会づくりへの貢献」としています。この理念を実践する事で高い付加価値を生み出していくべく行動しております。

この理念がもっと多くの方の共感を呼び、広める事も大事なミッションだと思います。つまり、まず相手を大事にしましょうという精神です。

そのように本当に思えれば、普段からアンテナの立ち方が変わってくると思います。そうする事で持っている情報の量と質が変わってきます。

そして初対面の方とお会いした時でも何か情報をお持ち帰りいただけるように心がけるのです。

頭の中にバラバラになっている情報を整理して一瞬でアウトプットするには練習が必要かもしれません。

しかし50名程の方とそのような意識でお会いする事で自然と実践出来るようになります。肝心なことは自分の心持ちだけです。

ですから、自分への質問としては「どのようにすれば初対面の方とうまくしゃべれるか?」では無く、相手の為(今後お会いするかもしれない人も含めて)に「どのような事を聞いてもらえたらうれしいかな?」という質問に変えて下さい。そもそも質問がうまくなかったのかもしれません。頭は勝手に質問に対する答えを探してしまいます。それこそ無意識にです。

それらを有意識化して自分への質問を変えて行きましょう。50名を超えるあたりから、名刺交換の際に「あなたのお役に立つには私は何が出来るでしょうか?」なんて事も聞けるかもしれませんね。

自分がリラックスする言葉を発する事も大事な事となります。「なるほど」「すばらしいですね」等の単語には客観的になれている状態を示しますので、比較的リラックス出来ます。自分の事を話す時に過度の緊張状態を引き起こしたりするので、これらの言葉は自分を落ち着かせる言葉としても重要です。

そのように自分をコントロールしながら、相手に有益な情報を探り、知識をアウトプットして行きましょう。

やはり知識も頭の中に入ったままではもったいないです。たまに棚卸しをして、更新していく必要がありますので、口に出す事でそれらを進める事が出来ます。

マーケティングを実践する際にはこれらの行動もその一部となりますので、重要度を上げておいて下さい。

もしそれでもお悩みがあるようであれば一度ご相談下さい。最初の30分間は無料でご相談に応じます。その時間はあなたが私を自由に出来る時間です。それであなたの為になるのなら喜んでお力になります。魔法の30分を是非ご体感下さい。