経営戦略⑰

デジタル(ウエブ)マーケティングは、ダイレクトマーケティングとともにうまく組み合わせれば(現在のところ)最強の販売プロモーションを得るのと同じだと思います。
 
フェイスブックの広告やヤフーの広告などに始まり、スマフォを活用した広告等も今後力が入っていく分野だと思います。
 
非常にお手軽に導入出来るのも魅力となりますし、社内でメディアに強いマーケティング担当がいるだけで大きな戦力となっているはずです。
 
中堅・中小では貴重な人材ですから手放さないように、企業努力をしたいところですね。
 
さて、といってもデジタル(ウエブ)マーケティングはマスマーケティング的な広告となり、大企業しか成果が上がらないのではないか?
 
とお思いの方もいらっしゃると思います。
 
しかし、どのような方々へのアプローチをしていくかが戦略的に考える事が出来ているとこれらは問題では無くなるはずです。
 
つまり、ターゲットをどのように設定するか?が具体的になっているかどうかです?
 
それらのターゲートはどんなキーワードを多く使っているか?は大きなヒントとなるはずです。
 
そしてキーワードに導かれて広告を目にしてくれたユーザーに対してどのような内容の広告を作成していくか?
 
次の段階で必要な要素だと思います。
 
まず「誰に」次に「何を」次に「どのような方法で」の順で戦略を構築するべきです。
 
「誰に」と「何を」がある程度決まった段階で「デジタル(ウエブ)マーケティングで」と戦略的に考えていきたいものです。

一方アナログ的なマーケティング戦略も見過ごせません。

様々な戦略を実行に移す際に必要なものを深堀りしていきたいと思います。
 
まず会社の資産について考えていきたいと思います。
 
バランスシートの左側に出てくるあれです。

不動産物件、売掛金、現金等がそれにあたると思います。
 
しかしここでよ~く確認しておきたい事は、事業に活かせる人脈をどれだけ持っているか?実は人脈も会社の大きな資産なのです。
 
資産ととらまえる企業は少ないかもしれませんが、資産とすると戦術を実行する際にとても力になります。
 
例えば新規事業を立ち上げる際の情報収集先になります。

リーチ出来なかった仕入先を紹介してもらえる。

人脈を活用し異業種交流会を企画し、新たな販路を開拓出来る。
 
などなど。
 
人とつながっている事で、こんなに事業を行う上で有益な事はありません。

活かせる人脈としたのは、自分の事ばかり考えてしまう人とは積極的にお付き合いをせずに、自利利他の精神をお持ちの方とどれだけつながるか?また、自分自身も利他で行動しているか?がとても重要です。
 
人脈作りの為に社長以下従業員は注力する必要があります。

なぜなら社長一人では時間的にも制限があるからです。

他の役員と協力する、部門長クラスの人にも積極的に人脈作りに励んでもらいましょう。

これらを戦略的(各社毎に違うと思いますので、ここを戦術レベルに落とし込まなければなりません。

定性的・定量的に目標を設定しても良いと思います)に取り組み、人脈を資産化する。
 
これからの会社の経営資源は人・物・金・情報・人脈と言っても過言ではありません。
 
皆さんの会社でも人脈を資産化して、事業におおいに活かしていって下さいね。