やはり売れる仕掛けは無数にあると感じざるえないです。
ブラジルのマヨネーズ企業が行ったマーケティングは予想をはるかに超えています。
ソフトウエア会社に出資し、POSシステムを利用したあらたな機能を自社に導入しました。
驚きの内容となっています。
マヨネーズを購入した人のみレシピが記載されるもので、さらにその日購入した食材を使ったマヨネーズレシピも載ってくるとの事。
これらの結果売上が1か月で24%増となったようです。購入者がキャンペーン効果を高め、さらなる購入者を呼ぶ参加型マーケティングを実行したのです。
マーケティング活動とは色々な角度から戦略を打つことが出来ます。
このマヨネーズの販売プロモーションは秀逸な事例だと言えます。
マーケティングセグメントを大きく見ていても、マーケティングアプローチは購入者による反響を利用している点は学べる事が多いですよね。
大手が出来るマス・マーケティングですが、これらの手法を中小企業にも持ち込む事は出来ると思います。例えば、セグメントをかなり狭めるといったやり方でコストを下げます。さらに戦略として、集中マーケティングを実施していくのです。
事業が安定してきたら、地域を広げていくといったやり方です。
マヨネーズ企業は商品自体の価値を上げた訳ではなく、購入後の【フィーチャーペーシング】をうまく宣伝する事で販路を拡大しました。
これらも我々に取り込める事ではないでしょうか。
別な企業では以下のような取り組みも行っています。
フラッシュマーケティングという手法があります。
短時間での集客や時間限定での集客を目的としています。
イタリア料理店が以下の宣伝をうったとします。
「本日16:00~19:00は3,000円にて食べ放題・飲み放題です。さらに来店者に次回割引券を進呈。また誕生月の方がいらしたら、ケーキもプレゼント。」といった情報を発信します。
主に飲食業で展開される事が多いこの手法は、現在ではソーシャルメディアの発展によりスムーズに市場に導入されています。
というのは、ソーシャルメディア上での情報発信をする事で、そこに参加している方々にもその媒介をしてもらう事でレバレッジをかけるのです。
100人限定といったものも同様にソーシャルメディア上で展開する事で、通常リーチ出来ないお客様にも商品提供が可能となります。
よってフラッシュマーケティングは顧客参加型のマーケティングと言えるでしょう。
旅館業はネットでの展開が主流になりつつありますが、次はソーシャルメディアを活用した参加型マーケティングを取り入れるはずです。
というのも部屋を空けておきたくない旅館は何とか予約を取りたいので、当日の朝に情報開示をネット上でします。しかしほとんどの場合、打ち手はここまでです。
ソーシャルメディアをうまく活用した予約システムの構築により、今までよりも空室を減らす事は可能なはずです。あとはどのように情報発信していくかだけだと思いますね。
このように皆さんの身近なところにマーケティングのヒントが転がっていると思います。
アンテナを張り巡らせてご自分のビジネスに取り入れてみて下さいね。
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