マーケティングミックスについても触れておきま~す。
くどいようですが、社会福祉法人さんでも必要な考え方だと思いますので、ご容赦下さい。
少し前ですが県外に沖縄の農産物を広げていくプロジェクトが発足しました。沖縄の農産物は魅力的ですよね。どんな販売戦略が練られてくるか楽しみですね。
そういったプロジェクトを前に進めて行く為には何が必要になるでしょうか?
そうです!!必ず最初にマーケティングミックス(4P)を練らなければなりませんね。いずれかひとつのPがかけるだけでもダメです。そこにプラスするのは「想い」ですよね。
・場所(流通)
・価格
・商品(サービス)
・プロモーション
が4つのPです。
マーケティングミックスを検討する際に、ランチェスター戦略を念頭に考えなければ、有効な資源の活用がなされないと思います。
そしてプロモーションの方法ですが、その他全てのPと整合性をもたせて欲しいものです。
しかし具体的に実行するプロモーション戦術を検討して行くのですから、手法からして既成概念にとらわれてはいけません。
そうです。ブレインストーミングでアイデア出しをするべきです。
その中からグルーピングし優先順位をつけていく等をKJ法を用いて行っていきましょう。
具体的なアイデアは以下のようになっていくと思います。
○○県の知事を巻き込む!ゆるキャラとともに売り込む!地元出身の有名人に大使になっていただく!様々なプロモーション戦略が頭の中をめぐると思います。考えるだけでも楽しくなりますね。
マーケティングミックスが固まったら、具体的に何をどう実行するか?を考えなければなりません。
そうです!いよいよ(マーケティング)戦略のお出ましです。
販売戦略としては以下の手法などが参考になります。
ジョイントベンチャーを行う!バーター戦略をやってみる!というものです。
まずはお客様の注意喚起をしたいと思いますが、ターゲットによってもやり方は変わってくると思いますし、予算はどのくらいあるのか?は大事な要素となります
ひとつだけ詳しく説明します。(ジョイントベンチャーについて説明します)
「ジョイントベンチャー」は、すでにその市場を持っている方との共同事業と考えていただければ良いと思います。
一般的にはホストと受益者という関係がなければ成立しません。
百貨店で行う物産展などを想像していただければ良いと思います。
すでに顧客をお持ちの百貨店は、物産展を企画、宣伝、運営します。
県外から多くの商品がお店に集まるのでいつも以上にお店にお客様が足を運んでくれるかもしれません。
主に最上階で物産展を行いますから、その他の階へお客様が流れます。
百貨店への集客効果ははかりしれません。
逆に共同事業として出店している企業にとっては、出店するだけで多くの宣伝が出来ます。
出店業者と百貨店ともにWINWINの関係が築けます。
このように大きな企業(中堅企業)では「ジョイントベンチャー」は多く行われているのですが、中小企業ではあまり見る事がありません
大きなレバレッジが効く「ジョイントベンチャー」こそ中小企業がとるべき戦略になると私は考えます。私の顧客にもジョイントベンチャーは提案項目として最上位としています。
さて皆さんのまわりにもこういった戦略を用いて会社運営をされている方はいらっしゃいますでしょうか?
もしいらっしゃらなければあなたは競合他社を一歩リードする事と思います。
マーケット(市場)はみなさんの躍進を願っています。
いまこそ行動してみましょう。
不景気だからこそ、工夫次第でチャンスがあると考える事出来ますよね。
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