先日、ある保育園に伺った時に組織マネジメントについてのお話がありました。
「2、3年ぐらい前から社会福祉法人でも真剣に取り組むところが増えてきた」
「一般企業と違う点は営利か非営利という事以外は組織体としては何ら変わりがないので、今まであぐらをかいてきたと思う」
「マネジメントの研修に保育士さんなどを参加させているが、園の活動とかならずしもリンクしていないのが現状です」
私も最近、保育園にお伺いしていて思うのですが、一般企業のそれとあまりかわらないのが実感です。
ビジョンに向かって事業を推進していく点では共通だし、組織として実現する点もまったく同じだと思います。
様々な問題が日々あるようで、解決するのに大変忙しいともおっしゃっていました。
組織の改善に向けては、やはりマインドと言うか、風土といったところは重要だと思います。
そしてビジョンでしょうね。
そしてそのビジョンと個人個人の想いが多少なりとも重なっている事が重要だと思います。
そのビジョンにそった行動が取れない方にとっては苦痛でしかないからです。
個性が強く、主張される方の中には「私は私の想い、やり方がある!!」とおっしゃる事もありますが、そもそも法人にも向かっていく方向性がありますので、自分の意見を普段からしっかりと提言し、周りの方との協調の中でその意見をより良いものに育んで行く事が大事な行動です。
全ては「人」です。
「企業は人なり」と言葉があるように、そこで働く方々が活き活きと働けるような職場作りを管理する側には求められています。
時には、人の意見に振り回される事もあるでしょうが、最後の意思決定はトップが行います。
意思決定するまでには様々な想いがめぐる事があるでしょうが、組織一体となって活動し、ビジョンを達成する為に協力していくこと。
最後には全員がそこにコミット出来る組織を目指していきたいものです。
人の交流が「ぶつ切り」の組織では無く、一筆書きでいきましょうよ。
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