人を活かす経営に必要な要素 15

評価シートの活用方法として、部下との面談の際に活用する事もお薦めしております。

まさしくPDCAの実践です。

評価シートの内容が公表されており、各社員はそれに向かう目標や具体的な実行計画をたてているとします。

それらを上司と部下で活動状況を振り返り、さらにブラッシュアップするのです。

その際にうまく進んでいない部下には上司はすかさず、「何か力になれる事はありますか?」と聞いて下さいね。

上司が変わってやりとげるのでは無く、何をどのようにサポートしていけばいいのかをお互いに確認し合う事で、良好な関係が築けると思います。

上司はそのやりとりの中から、真のリーダーシップを学ぶ事が出来ます。

部下も確実に実績が残せるように上司がサポートしてくれますので、大変心強いと感じ、モチベートを高めて業務に向かう事が出来ます。

ビジネスを進めて行く上でPDCAサイクルを実行する事は大変有用です。

私たちはこれらの活動を通じて、実力を伸ばす事が出来るのです。

面談の時期は賞与直前だけでは無く、定期的に4半期毎に行っても良いですし、時間が取れる様ならもっと細分化しても良いですね。

一回の時間は最低20分です。

上司最大6分部下14分です。

決して上司がしゃべりすぎないように配慮して下さい。

課題の解決方法は現場にあります。実際に携わっている人が解決方法を知っているものです。

もしかしたら気付いていないかもしれないので、ヒアリングしながら答えをお互いに導いていくことに専念するべきです。

うまくいっているのであれば、それを定型化する為に、しっかりと振り返る事も忘れないで下さい。

そこには成功法則が詰まっている事がありますからね。